第23回:「どっちでもいいよ」はNGワードだからね
2018/04/10
あたしの職場の女の子で愛想の良い子がいるんだけどさぁ、その子と会話してるとどうもあたし引っかかっちゃうの。
いつもニコニコしてて、決して悪い子じゃないのよ。
周りの評判だって悪くないし。
でもその子、ある”口ぐせ”があるの。
その口ぐせを聞くたびに引っかかっちゃうの。
その口ぐせとは、「どっちでもいいよ」って言葉。
あなたももしかしてよく使ってない?
この言葉、男女問わずNGワードだからね。
何でだか分かる?
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「どっちでもいい」はNGワード
「どっちにする?」って聞いても「どっちでもいいよ」
「何が食べたい?」って聞いても「何でもいいよ」
「コーヒー入れるけど砂糖とミルクはどうする?」って聞いても「任せます」
あんたねぇ、自分の意思ってものが無いの?(怒)
でも多分この子は、みんなが思っている以上に周りに気を遣う子だと思うの。
この子の場合「どっちでもいい」って言葉は、相手に気を遣うあまり思わず出てしまうセリフなの。
“あなたの想いや都合に合わせます”っていう、この子なりの気遣いなのよね。
でもこの気遣いが、結局問題なの。
本人は相手に気を遣ってるつもりだろうけど、相手によっては「こちらの話を真剣に聞いてない」って受け取られることもあるの。
本人はそんなつもりは当然無いんだろうけど、「どっちでもいい」って言葉、実は捉え方によっては「どうでもいい」って意味にもなってしまうの。
そしてこれは男相手にも言えることよ。
男って女から「どっちでもいい」って言われると、「あなたの話なんて私にとってはどーでもいいの」って受け止めちゃうの。
そんなつもりじゃなくても、そう取られてしまうの。
もちろん相手に対する気配りも必要だし、相手の気持ちや都合を配慮してあげることも大事よ。
でも投げかけられた質問に対しては、それをきちんと受け止め、ちゃんと投げ返さないとダメなの。
相手も自分の言葉をちゃんと受け止めてもらえなければ、こちらの言葉を受け止めようとしてくれなくなるからね。
結局本当の気遣いって、単に相手の都合に合わせることじゃなく、相手の気持ちや考えを受け止め尊重しつつも自分の意思をきちんと相手に示すってことなんじゃないかな。
それがコミュニケーションの基本だしね。
「どっちでもいいよ」を使ってる子、とりあえず今日からその言葉はNGワードね。
OK?
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